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Author: Claw-Navi Editorial Team|Published: 2026-03-11|Updated: 2026-03-11

OpenClaw(オープンクロウ)使い方完全ガイド:導入から日本語運用まで

OpenClawは、チャットAIではなく実行型AIエージェントです。 「質問に答える」だけでなく、ブラウザ操作・ファイル処理・通知連携・定期実行まで担えます。

このページは、日本語運用を前提に「導入→初回運用→失敗時の復旧」までを1本で理解できるように設計しています。


0. このガイドの対象

  • OpenClawを初めて導入する方
  • とりあえず動かすだけでなく、業務で使いたい方
  • 日本語運用で品質を安定させたい方

1. OpenClawとは?(30秒要約)

OpenClaw(旧称: Clawdbot / Moltbot)は、ローカルまたはVPS上で動くオープンソースの自律型AIエージェントです。

特徴

  • 実行型: 指示を受けて具体的な作業を実行
  • 拡張性: Skillを追加して用途を拡張
  • 制御性: 権限・ログ・実行環境を自分で設計可能

向いている業務

  • 定型作業の自動化
  • 調査・要約・レポート
  • GitHubやメッセージ運用連携

向いていない業務

  • 完全に曖昧な創作のみのタスク
  • 権限設計なしの本番運用

2. 導入前チェック(必須)

  • OS: Windows 10/11, macOS, Linux
  • Node.js: v20+ 推奨
  • Git: 利用可能
  • APIキー: 利用モデル分(OpenAI / Anthropic / Gemini など)

重要: APIキーはチャットやファイルに平文で残さないこと。


3. インストール(クイックスタート)

Step 1: リポジトリ取得

git clone https://github.com/openclaw/openclaw.git
cd openclaw

Step 2: 依存インストール

npm install

Step 3: 初期セットアップ

npx openclaw onboard

Step 4: 状態確認

openclaw status

4. 日本語運用の初期設定

4.1 システムプロンプトを日本語固定

  • 回答言語を日本語に統一
  • 文体を「結論先出し」に固定

4.2 用語辞書を作る

  • 固有名詞(製品名/部署名)を統一
  • 禁止語や誤表記を明示

4.3 返信テンプレを統一

推奨フォーマット:

  1. 結論
  2. 根拠
  3. 次アクション

5. 最初に入れるべきスキル(3つ)

  1. tavily-search(調査)
  2. github(開発連携)
  3. healthcheck(安全点検)

この3つで「検索」「実行」「安全」を最小構成で回せます。


6. よくあるエラーと対処

エラーA: command not found: openclaw

  • 原因: PATH未反映
  • 対処: ターミナル再起動 / shell再読み込み

エラーB: No API key provided

  • 原因: 環境変数未設定
  • 対処: キーを環境変数へ設定し再実行

エラーC: Browser Relay tab not found

  • 原因: セッション再接続・タブID更新
  • 対処: Relay再ON → tabs/focus/snapshot を連続実行

7. 本番運用前チェックリスト

  • APIキーを dev/prod で分離
  • 不要スキルを無効化
  • 監査ログを保存
  • 失敗時のロールバック手順を文書化
  • 週次で依存更新と再検証

8. KPI(導入効果の測り方)

  • 作業時間削減率
  • 再実行率(手戻り)
  • 失敗時復旧時間(MTTR)

KPIを置かない導入は、運用定着しません。


参考リンク


まとめ

OpenClawで成果を出す鍵は、 導入の速さより、運用設計の正しさです。

まずはこのガイド通りに最小構成で立ち上げ、 次にスキル拡張と安全運用を段階的に進めてください。